Sunday, March 5, 2006

錆の駅

Oskreuz, Schild am Bahnsteig F
環状線のホームの看板(2006年2月の状態)
ベルリンの「山手線」と「中央線」の交差点にある「Ostkreuz」というのはベルリンで利用者が一番多い乗換駅。 東京の新宿駅とか渋谷駅とかに比べると、まるで田舎みたいですが、ベルリンには 不可欠な役割なのです。

ただ、ボロボロな状態になっています。看板とか階段とか屋根とかみんなとっく前に廃止された駅のように見えるのです。連絡道路の一部が安全の理由で閉鎖されているぐらい。にもかかわらず旧東ドイツの鉄道会社も統一ドイツの国鉄もなかなか修理に手が出せない。最初から建て直さなければなぐらい大変な、あまりにも根本的な改造が必要になるから。

駅にはこの状態を表す「Rostkreuz」の仇名がもうすっかり決まっています。「Ost」(東)が「Rost」(錆)にかわって、ベルリン人の典型的な、皮肉な表現。

しかし、錆の時代にはそろそろ終止符を打たざるを得ないことになりました。駅が完全に壊れる前。新しい駅はきっとモダーンな、使いやすい駅になります。それでベルリンの歴史の一部がまた消えていきます。ちょっと残念。

Posted at 9:27 AM in ,


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